【アメリカ トレーナー留学】そもそもNATA-ATCって何?

どうもShowです。

今回は、NATA-ATCについて書いていこうと思います。

今まで何度もNATA-ATCという言葉を使ってきましたが、
何の話をしているの?っていう人もいたのではないかと思ったので書いていきます。

 

NATAって?ATCって?

そもそも、NATA-ATCというものは、NATAという団体が認めたアスレティックトレーナーということです。

じゃあNATAってどういう団体なのかというと、

「全米アスレティックトレーナーズ協会(National Athletic Trainers’ Association, NATA)」は公認アスレティックトレーナーおよびアスレティックトレーニングの職業をサポートする人々のための職能団体です。

1950年に設立され、NATAは今や世界中に43,000人以上の会員を擁する団体となりました。大多数の公認アスレティックトレーナーが、職業へのサポートおよび多岐にわたる会員特典を受けるためにNATAに所属しています。

NATAの会員はグループに加入することで、アスレティックトレーニングの職業において、個人で活動するよりも多くのことを達成できます。

現在NATA本部には40名のスタッフが常駐し、NATAのミッションを遂行するために働いています。 

 

そして、私の目指しているATCとは、「Certified Athletic Trainer」の略で

教育訓練、州法、規則および規制に従って医師の指示または協力を得ながら治療またはサービスを提供する医療従事者です。

医療チームの一員として、ATCによるサービスには、外傷障害や疾患の予防、健康促進と教育、緊急対応、検査と臨床診断、治療介入、傷害および疾患のリハビリテーションが含まれます。

 *アスレティックトレーニングは、米国医師会(AMA)によって医療業として認められています。

ATC準医療従事者といって、看護士や理学療法士などと同じ扱いなのです。

また、この「NATA認定のATC」はアメリカで国家資格として認められています。

日本では、「認定アスレチック・トレーナー:JATAC-ATC」や「日本体育協会公認アスレティックトレーナー(JASA-AT)」といったアスレティックトレーナーの資格はありますが、どちらの資格も民間の資格であり国家資格ではありません。

 

どうやったら取得できるの?

次に、NATA-ATCを取得する方法ですが、

CAATE(アスレティックトレーニング教育認定委員会)が公認する4年制大学、もしくは、大学院のアスレティックトレーナープログラムを卒業する
(*今後2022年頃までに、NATAプログラムは4年制大学から大学院のプログラムに移行させるポリシーが公表されています)

                +

・決められたインターンシップの時間数をクリアすること(目安は、卒業までに 700時間~800時間)

                +

・大学もしくは大学院を卒業後、「BOC certification exam認定試験)」に合格すること

 

これらの条件を満たすことが必要になってきます。

もちろん、アメリカの学校に入学する訳なので、アメリカ人と同じ授業を受け、周りの人とうまくコミュニケーションをとっていけるレベルの英語力が求められます。

 

資格を取得することができると、晴れてアスレティックトレーナーとしてアメリカで働くことができます。

アスレティックトレーナーは選手の健康管理、スポーツ現場での怪我の応急処置、怪我の予防、怪我の評価選手が怪我から復帰するためのリハビリの指導、選手のメンタル面のサポートなど様々な仕事をすることで選手のサポートを行っていきます。

 

このように英語力や専門的な医療用語など乗り越えなければならない壁はたくさんありますが、自分の夢を叶えるために頑張っていきます。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

出典:「NATAとは -About NATA-」
https://www.jato-trainer.org/nata-atc%E3%81%A8%E3%81%AF-about-nata-atc/

「NATAアスレティックトレーナー正規留学・短期体験留学」http://www.weexchange.com/pdf/nata_intern.pdf