こんにちは、Showです。
今回はソーシャルセキュリティナンバー(SSN:社会保障番号)無しで
『クレジットカード』を作ってクレジットスコアを貯める方法の一つを紹介します。
SSNが無く、アメリカでのクレジットヒストリーがまだ無い
留学生や駐在員、その配偶者(駐在妻)の方は参考にしてみてください。
目次
SSN無しで作ることができるカードとは
「銀行のセキュアドカード」はSSN無しでも作ることができます。
私は実際に「Bank of America (バンク・オブ・アメリカ)」の
セキュアドカードを作りました。
セキュアドカード (Secured Credit Card)
セキュアドカードとは、
一般的なクレジットカードと多くの点が似ているカードで、
後払いができたり、利用に応じた現金・ポイント還元があったりします。
大きな違いは、
セキュアドカードはカードを作る際に「デポジット (保証金)」を払い
その払った金額が、カードの限度額になるというところです。
銀行側としては、デポジットを預かっているため
カード利用者が利用額を支払えなくなっても
デポジットからお金を回収できるため、
一般的なクレジットカードと比較して
かなり簡単に発行することができます。
『バンク・オブ・アメリカのホームページ (英語)』に
詳しい説明があるので気になる方はご覧ください⬇︎
セキュアドカードの作り方
私が実際に作ったBank of America (バンク・オブ・アメリカ)を例に
カードの作り方を説明していきます。
セキュアドカードの作り方には、オンラインでの申し込みと
銀行支店に行って申し込む方法の2つがあります。
私はSSNを持っていなかったので、最寄りの銀行支店に直接行きました。
ここで最寄りの支店やATMを検索することができます⬇︎
支店は(Financial Centerです)
必要なもの・持ち物
セキュアカードを作るために必要なものは、
・Debit Card
・ID(口座開設した際に使ったもの)
・デポジット
この3つです。
私はもともとバンク・オブ・アメリカの銀行口座を持っていたので、
その銀行口座からデポジットを入金しました。
バンク・オブ・アメリカはアメリカの4大メガバンクの1つで支店数も多く
口座開設にSSNが必要無いので、留学生にもおすすめです。
申し込みから発行までの流れ
銀行支店に到着
⬇︎
「Secured Credit Cardを作りたい」と受付の人に伝える。
⬇︎
担当者に呼ばれて申し込みスタート
⬇︎
デビットカード、IDチェック
⬇︎
*カードを選んで、*デポジットの額を決める (200ドル〜5000ドル)
⬇︎
個人情報に間違いがないか確認 ⇨ サイン
⬇︎
規約を読む ⇨ サイン ⇨ 手続き終了
⬇︎ 2〜3日後
カード到着 ⇨ アプリで認証して利用可能にする
所要時間 15分
こんな感じで簡単に作ることができます。
*カードはただのセキュアドカードとキャッシュバックのついたものがあります。
*デポジットは一度設定すると、額を変更するためには新しい申し込みが必要と言われました。
おすすめはセキュアドカードは?
私が作ったカードは、
「Bank of America® Customized Cash Rewards Secured Credit Card」
というセキュアドカードです。
このカードの特徴は、
キャッシュバックの還元率を自分でカスタマイズできるところです。
といっても、全てをカスタマイズするのではなく、
決められたカテゴリーの中から (例えばガソリン、オンラインショッピング、旅行など)
自分がよく使う項目を一番還元率の高い3%に設定します。
通勤に車を使ってガソリンをよく入れるという人は
ガソリンを3%にすると効率よくキャッシュバックを貰えるでしょう。
還元率はカテゴリーによって1%〜3%に分かれています。
3%には自分の選んだ項目
2%にはスーパー等での買い物
1%にはその他での利用
という風な分類になっています。
今までデビットカードを使っていた私にとっては、
1%でもキャッシュバックがあるのはありがたいです。
私の作ったカードはこちら⬇︎
注意点
今回紹介したセキュアドカードを作る時に気をつけたいのが、
「Cash Rewards Credit Card」には
Secured (セキュアド)カードと Unsecured (アンセキュアド)カードがあることです。
見た目は全く同じで、キャッシュバックの還元率も同じなのですが、
片方はデポジットのいるセキュアドカードで、
もう片方は通常のクレジットカードなのです。
私自身この違いに気づかず、初めは Unsecured カードに申し込んでしまい、
見事に審査落ちしました(笑)
これがそのUnsecuredカードです⬇︎
(見た目がそっくりなんです 笑)
私の友人はUnsecured カードを留学中にSSN無しで作れたと言っていたので、
人によっては作れるのかもしれませんが、
収入やクレジットヒストリーが無いと、
アメリカでクレジットカードを作るのは難しいので
セキュアドカードの方が確実です。
セキュアドカードでクレジットヒストリーを貯める
セキュアドカードはあくまでも
アメリカでのクレジットヒストリーの無い人向けのものなので、
クレジットヒストリーがある程度貯まったら、
デポジットのいらない一般的なクレジットカードに変えるのがおすすめです。
私の申し込みを担当した銀行員曰く、
8〜12ヶ月くらいきちんと使うと、
一般的なクレジットカードの審査に通るくらいの
クレジットスコアになるらしいので、
そこで新しいクレジットカードを作り、
セキュアドカードを解約するという流れがおすすめらしいです。
まとめ
今回は、SSNやクレジットヒストリーが無くても作ることのできる
クレジットカードについて紹介しました。
アメリカで生活していく上でクレジットヒストリーは大切になってくるので
ぜひ「セキュアドカード」を作ってヒストリーを貯めてみてください。