こんにちは、Showです。
留学中のハウジング選びについて、
結局何が良いのか分からず悩んでいる方は多いと思います。
今回は、留学中のハウジング選びについて
私の経験や友人の体験談をもとに
・それぞれのメリット・デメリット
・費用の一例
・渡米当初にオススメのハウジング
を紹介していきます。
目次
留学中のハウジングの種類は?
まずは留学時のハウジングの種類について紹介していきます。
留学生の多くは、
①ホームステイ
②アパートや家でのシェアハウス
③寮
の中から選ぶことがが多いです。
日本の大学生のように「アパートで一人暮らし」
という選択肢もありますが、
日本での一人暮らしと比べると費用がどうしても高くなってしまい、
少しでも費用を抑えたいという学生には向いていないと思うので
今回は省略させてもらいます。
アメリカでの生活経験は?
本題に入る前に少しだけ私のアメリカでの生活経験を紹介します。
今年でアメリカに来て3年ほどが経ち、
その間、ロサンゼルスで2年、オハイオで1年間過ごしてきました。
ロサンゼルスでは、1年半のホームステイと半年間一軒家でのハウスシェアを経験し、
オハイオでは、アパートでのルームシェアを現在までしています。
寮での生活経験は無いものの、ホームステイ・アパートや一軒家でのルームシェアなど
アメリカで様々な生活のスタイルを経験してきました。
今回の記事では、ホームステイとルームシェアに関しては自分の経験から、
寮に関しては、寮で生活した経験のある友人の経験談や
フォロワーさんに教えてもらったことをメインに紹介します。
ホームステイのメリット・デメリット
Home Stay(ホームステイ)とは、
その名の通り海外で現地のファミリー(ホストファミリー)の家で
家族と一緒に生活することで、異文化交流や語学力のアップなどを目的にしています。
ホームステイのメリット
①家でもネイティブな英語に触れることができる
②異国の文化や現地の生活を経験することができる
③食事の心配が無い→勉強に集中しやすい
④困った時に頼れる存在が身近にいる
①家でもネイティブな英語に触れることができる
学部や大学院留学だと周りはネイティブの生徒ばかりですが、
語学学校やESLだと授業外でネイティブの英語に触れるのが
意外と難しかったりします。
そんな中でもホストファミリーとは、学校のことや家のことなど
英語を話す・聞く機会がたくさんあるのでおすすめです。
中には、移民のホストファミリーもいるみたいなので、
彼らの話すのは所謂 ”ネイティブな英語” では無い場合もありますが、
知らない単語や表現など、英語自体に触れる機会はかなり増えます。
個人的には、英語を使う機会が増えたということはもちろんですが、
ネイティブ同士の会話を聞いて、新しい単語や表現を学べたことが
ホームステイをしていて良かったなと思うところです。
②異国の文化や現地の生活を経験することができる
これは、ホームステイの醍醐味とも言えるところだと思います。
現地の食文化やクリスマスや独立記念日などの祝日や行事を
ホストファミリーと過ごして実際に体験することができます。
ルームシェアや寮だと家族ぐるみでの行事というのは
なかなか体験できないのでホームステイならではだと思います。
私の場合は、父の日の週末に親族揃ってのメキシコ旅行に
一緒に連れて行ってもらったり、
これぞアメリカって感じのクリスマスパーティーに招待してもらいました。
その時の実際の写真⬇︎
(上がメキシコに行った時のもの、下がクリスマス)
③食事の心配が無い→勉強に集中しやすい
留学中に意外とめんどくさいのが食事の準備です。
物価が高いので日本のように気軽に外で買って食べることができません。
勉強が忙しいとどうしても食事が適当になりがちですが、
ホームステイだとその心配が無いので、勉強に集中しやすいです。
私のホームステイ先では、プラス100ドル払うことで昼食も用意してくれていたので
3食全ての心配が全く必要が無くて本当に助かっていました。
また、冷蔵庫の中のものや間食類も食べ放題だったので、
外食費以外で食事にお金を使うことはほとんどありませんでした。
④困った時に頼れる存在が身近にいる
何も知らない土地、それも国が違うと知らないことだらけです。
そんな時に、身近に頼れる人がいるというのはとても心強いです。
例えば、車や保険のこと、簡単なことだとチップの払い方や、
この道はこの時間に混みやすいよと言ったことなど
現地での生活が長い人の情報はとても有益です。
ホームステイをしていない今でも、
まだホストファミリーとは連絡を取り合っていて
困ったことがあって連絡するといつも優しく助けてくれます。
ちなみにこの時も助けてくれました⬇︎
【失敗談】辛すぎ。。歯の矯正をやめることになりました。[アメリカ大人の歯科矯正記録]
ホームステイのデメリット
①当たり外れがある
②ホストファミリーのルールに左右される
③気軽に人を家に呼べない
①当たり外れがある
ホームステイを募集している人の中には、
空き部屋を貸して収入を得るというようにビジネスとしてやっている人もいます。
そういう人は、最低限のサービスしかしてくれず
普段の食事の準備も適当で何もしてくれないなんていうこともあるみたいです。
こればかりは運なのでどうしようもありませんが、
基本的にはファミリーを変えることができると思うので、
合わないと思ったらすぐ変えるのがオススメです。
私の場合は、二度のホームステイの経験がありますが、
幸運にもどちらもすごく良いファミリーに恵まれました。
リスクもありますが、その分のリターンも大きいと思います。
②ホストファミリーのルールに左右される
当たり前ですが、ホームステイは誰かの家に住まわせてもらっているため
その家のルールには従うことが基本です。
このルールはそれぞれのファミリーによっても違いますが、
例えば、洗濯は決められた曜日だけとか、
食事は家族みんなで揃って食べるというものがありました。
ルールに縛られた生活が苦手な人にはホームステイは大変だと思います。
③気軽に家に人を呼べない
これも上のデメリットに似ていますが、
友達や恋人を自分の判断で家に呼ぶことはできず、
前もってホストファミリーに確認をしなければならない場合が多いです。
実家で生活している時のようなものと思ってもらえると良いと思います。
何か家であった時の責任もあったりするのでそうなるのも仕方ないですね。
私は、一度友人を家に呼んで勉強をしたことがありましたが、
確認した時にあまりホストファミリーが嬉しそうにしていなかったので
それ以降は家に呼ぶのはやめました。
その代わり、ホストファミリーの知り合いはよく家に来ていたので
そういう人達と仲良くなることも多かったです。
アパートや家でのシェアハウスのメリット・デメリット
シェアハウスというとキッチンやお風呂だけでなく、
寝る部屋も誰かと共有するものというイメージがある方もいると思いますが、
私は、キッチン等は共有だけど寝室は1人部屋というスタイルを経験してきたので
ここではそれを基準にして書いていこうと思います。
シェアハウスのメリット
①同世代の友人が出来やすい
②時間などの制約が無く比較的自由
③自立できる
①同世代の友人が出来やすい
ホームステイだとどうしても年齢層が高めの人の中で生活することになるので
出会う人たちもそういう人が多くなってきます。
そういう点ではシェアハウスだと多くの場合が同世代との生活になると思うので
ルームメイトの友達を紹介されたりと同世代の友人を作るチャンスは多いです。
あとは、学校外のコミュニティーを広げられるというメリットもあります。
②時間などの制約が無く比較的自由
ルームメイトに対する配慮はもちろん大事ですが、
基本的には、いつ何をしても大丈夫です。
ご飯を食べる時間も自由だし、外出して帰りが遅くなる時も
誰かに許可を取ったりする必要はないです。
③自立できる
自炊や洗濯など基本的には全て1人でしなくてはなりません。
今までそういう事をあまりしてきていなかったという人には、
自分の身の回りのことを1人でできるようにする練習の機会としても
シェアハウスはオススメです。
シェアハウスのデメリット
①英語に慣れるまでは契約が大変
②同居人と合わない(性格・生活時間)
③契約期間が決まっている場合が多い
①英語に慣れるまでは契約が大変
日本人のオーナーの元で住むという場合を除いて、
基本的には物件探しから契約まで全て英語なので
まだ英語に自信のない人にとっては大変です。
特に契約書はかなりの量なので、読むのにかなり時間がかかります。
②同居人と合わない(性格・生活時間)
朝方の人と夜型の人や綺麗好きとそうでない人など
自分と性格や価値観、生活時間が違うとどうしてもストレスが溜まります。
そういった場合には溜め込まずに直接伝えるようにしましょう。
私の今住んでいるアパートでは、契約の時に自分の生活タイプと
ルームメイトに求める生活タイプを聞いてくれて
マッチングしてくれるというシステムがあったので、
今のルームメイトにストレスを感じることはありません。
全てが思い通りにいくわけではないと思いますが、
そういうサービスがあるところを探してみるのもアリだと思います。
③契約期間が決まっている場合が多い
セメスター毎だったり、一年毎だったりと
契約期間が決められている場合が多く、
途中で退去すると違約金がかかってくる場合もあるので、
住むところを頻繁に変えたいというかたや、短期で住むところを探している
という方にはあまり向いてないです。
寮のメリット・デメリット
自分自身は寮での生活経験が無いので、
寮で生活していた友人とインスタのフォロワーさんに聞いた情報を
ここでは共有していこうと思います。
ちなみに、私の通っていたコミュニティカレッジには
寮自体がなかったので、寮に住むことを考えている方は、
前もって確認しておくのをオススメします。
寮のメリット
①寮主催のイベントがある
②手続きがスムーズ
③セキュリティがしっかりしている
①寮主催のイベントがある
私の友人が住んでいた語学学校に付属している寮では、
寮が主催となってパーティーや旅行といったイベントを
定期的に開いてくれるといっていました。
いきなり誰も知らないイベントに参加するのはハードルが高くても
ある程度知り合いのいるイベントだと参加しやすくて良いですよね。
②手続きがスムーズ
アパートの契約に比べると寮の方が手続きがスムーズみたいです。
確かに、アパートのように一から物件を調べる必要もないですし、
やり取りするのも決まった所だけで済むのでスムーズというのも頷けます。
③セキュリティがしっかりしている
寮の中に学生バイトの管理人的な人がいるみたいで、
何かあるとその人に相談することができるみたいです。
また、セキュリティ面ではないですが、
寮内にアカデミックアドバイザーと呼ばれる
勉強面のサポートをしてくれる人がいたりもするみたいです。
寮のデメリット
①同居人と合わない(シェアハウスと同じように)
②語学学校の寮だと人の入れ替わりが早い
③費用が高い
①同居人と合わない(シェアハウスと同じように)
シェアハウスの時と同じで同居人と
性格や生活時間が合わないという可能性があります。
大声で電話をする人や夜中に大音量で音楽を流す人と同じ部屋で
勉強にも集中できないし夜も寝れないという話は聞いたことがあります。
直接注意をしたり、上でもいったように管理人に言うことで
改善されることもあると思いますが、
そういう中でストレスを感じたくないという人には合っていないと思います。
②語学学校の寮だと人の入れ替わりが早い
これはメリットにもなることですが、
語学学校の寮だと人の入れ替わりが早いみたいです。
多くの人と出会えるという反面、
新しく入ってきた人と仲良くなる前に出ていくなんてこともあるみたいです。
コミカレや4大の寮だとそういうことは少なくなると思います。
③費用が高い
部屋のプランやルームメイトの数によっても変わってきますが
基本的にホームステイやシェアハウスと比べると割高なのが寮です。
私の通っている学校の寮も、今住んでいるアパートと比べると高いです。
それぞれの費用の一例
ホームステイ、シェアハウス、寮の費用の一例を紹介します。
場所も時期も違うので単純に比べることはできませんが、
こんな感じなのかくらいで見てもらえたら嬉しいです。
ホームステイ費用
1000ドル/月 (光熱費 + Wi-Fi込)
・ロサンゼルス郊外の一軒家
・1人部屋
・キッチン、トイレ、風呂共有
・食費(朝晩)込 900ドル + 昼食代100ドル
ルームシェア費用 その1
550ドル/月 (光熱費込)
・オレンジカウンティの一軒家
・知り合いの紹介のため安くなった
・1人部屋
・日本人オーナ、同居人も日本人
・キッチン、トイレ、風呂共有
・食費別
・駐車場代込み
ルームシェア費用 その2
615ドル/月(光熱費一部込) 管理費: 100ドル/年
・オハイオの田舎、学校近くの学生アパート
・1人部屋
・キッチン、トイレ、風呂共有
・食費別
・駐車場代込み
寮費用
550ドル/月
・オレンジカウンティ、語学学校付属の学生寮
・4人部屋
・キッチン、トイレ、風呂共有
・食費別
・駐車場代込み
留学生活に慣れるまではホームステイがオススメ
ここからは完全な持論ですが、
留学生活の初めの頃はホームステイがオススメです。
上で言ったようなメリットがあることにプラスして、
異国の地に第2の家族のような存在ができるというのが
ホームステイをオススメする理由です。
慣れない土地で生活を始めて、さらには勉強にも追われるという留学生活の中で
家族のように心を許せる存在がいることはとても心強いです。
もちろん合う合わないがあることなので絶対とは言いませんが
アメリカ生活に慣れるまではホームステイをして、
慣れてきたら1人の時間を増やしたり、コミュニティーを広げやすい
シェアハウスや寮に引っ越してみるというのが良いかなと思います。