こんにちは、Showです。
コミカレへの留学を考えている時に、「コミカレで奨学金って貰えるのか」、
また、「貰える場合はどれくらい貰えるのか」気になっている方も多いと思います。
今回は、コミカレでの給付型の奨学金事情について、自分の通っているコミカレの話をベースに紹介していこうと思います。
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留学生は奨学金を貰えるの?
結論から言うと、
留学生がコミカレで奨学金(給付型)を獲得できる可能性は十分にあります。
しかし、数千、数万ドル(日本円で数十万、数百万)といった大きな額の奨学金を貰うことは厳しいです。
コミカレにも給付型の奨学金自体は存在するものの、もともとの学費が4年制大学に比べて安いので奨学金の額も少ないです。
また、留学生が申し込める奨学金の数自体が少ないため獲得できる確率は少ないと言えます。
コミカレでの奨学金の種類
コミカレでの奨学金事情が分かったところで、次は実際にコミカレでの奨学金の種類について紹介します。
留学生だけが対象の奨学金
私の通っているコミカレでは、留学生だけが対象の奨学金があります。
私はこの奨学金を獲得することができました。
この奨学金は、毎セメスターに2~数人(セメスターによって違う)に対して$500∼$1,000(この額もセメスターによって違う)の奨学金が出ます。
$500∼$1,000というと日本円で5万円から11万円程です。
この奨学金はとても競争率が高く、自分の場合は3回目の挑戦でようやく$750の奨学金を獲得することができました。
出願すること自体は簡単で、電話番号や専攻などの自分の情報を記入したものを提出することとPersonal Statementという志望理由書のようなものを書いて提出するだけです。
Personal Statementは、一度書き上げてしまうと他の場面でも内容の一部が使えたりするので初めにしっかり書くのがオススメです。
私自身、二回目以降の奨学金出願の際に提出したPersonal Statementは一回目の内容を少しずつ変えただけでした。
基金からの奨学金
この奨学金はコミカレの基金からの奨学金で、出願条件を満たしていればアメリカ国内の学生・留学生を問わず申し込むことができるものです。
セメスターごとに募集されていて、数だけでいうと50種類以上あります。
奨学金の額も様々で、$500∼$3,000(5万円~32万円)程です。
私はこの基金からの奨学金には応募したことがありません。
なぜなら、自分の専攻(Kinesiology/ Exercise Science)が対象になっているものがほとんど無い(2、3個)上に、出願の際にやらなければならないことが多いからです。
多くの奨学金が、ビジネス系やSTEM系(Science, Technology, Engineering, Mathematics)を専攻している学生を対象にしています。
その他には、女性のみが対象であったりLGBTQ+の学生が対象のものもあります。
最低GPAやそのセメスターで受けている授業数などの基準が設けられており、それらをクリアしている必要があります。
出願には、Personal Statement(志望理由書)に加えて、Recommendation Letter(推薦状)を教授などにお願いして書いてもらう必要があります。
競争率については出願したことが無いのでわかりませんが、コミカレ全体の生徒が対象になっているので倍率は高くなることが予想されます。
その他の奨学金
その他の奨学金としては、アメリカ国内の学生(市民権・永住権保持者)だけがが申し込めるものや財政困難な学生に向けられたものがあります。
これらは、留学生では基本的に応募資格を満たしておらず申し込むことはできませんでした。
まとめ
今回は、コミカレでの奨学金事情と奨学金の種類について紹介しました。
留学生が大きな額の奨学金を獲得できる可能性は低いですが、奨学金獲得のチャンスはあります。
実際に私も奨学金を獲得することができました。
留学生のみが申し込めるもの、アメリカ国内の生徒と留学生の両方が申し込めるものなど様々な種類があります。
同じ留学生の中でも専攻によって応募条件を満たしやすいかどうかが変わってくることもあるので、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。