【AT留学】MLB球団でのインターンシップって実際どう? 色々あった大学院卒業からの振り返りも(BOC・CSCS・就活)

こんにちは、Showです。

先日、MLBのシーズン前半戦も終了しオールスター休暇に入りました。

選手にとってもスタッフにとってもシーズン中にある唯一の束の間の休息です。

この休暇が明けると後半戦、そしてプレイオフに向けての戦いが再開し、

私のインターンシップも終わりに近づいていきます。

今回の記事では、大学院卒業後からインターンシップ開始そして就活など

5月からの2か月間ほどを振り返っていこうと思います。

 

BOC合格+卒業

アメリカに行ってアスレティックトレーナー(AT)になると決意してからの大きな目標の一つだった

BOCというATの国家試験に無事合格しました。

受ける前ももちろんめちゃくちゃ緊張しましたが、

受けてから結果が出るまでにもタイムラグがあり(私の場合は1ヶ月くらい)、

常にドキドキしながら毎日過ごしていました。

そして、結果は

合格

受けた感触的にはそこまで自信はありませんでしたが、

無事に合格できて一つ肩の荷が降りました。

大学院卒業

合格発表から1週間後には期末試験、そしてその週末には卒業式と

そこからは怒涛のように大学院生活が過ぎ去っていきました。

とにかく勉強と実習に追われた大学院生活で、もう一回やり直せと言われても

正直やれる自信はありませんが、教授やクラスメイト、

実習先のATなどのサポートもあり、なんとかATプログラムを卒業することができました。

 

NSCA-CSCSに合格

昨年から挑戦していた、ストレング&コンディショニングの資格であるNSCA-CSCS、

こちらも無事に合格することができました。

本当のことを言うとATプログラム在籍中にとっておきたかったのですが、

1点足りずに試験に落ちるなど、少し苦労していまい卒業してからの取得になりました。

インターンシップ開始

そして、インターンシップが始まりました。

元々は、クリーブランド・ガーディアンズのホームゲームのみで働くという話でしたが、

そこに追加で2Aのチームでも働くことになりました。

こちらのチームでは、ホームの試合だけでなく遠征への帯同もさせてもらえることになりました。

今までは、このインターンシップのポジションは、

ATプログラム在学中の学生がしていたため、無給で労働時間も限られていたみたいですが、

私は大学院を卒業していてBOCにも合格したということで、

有給+2チームで働くというチャンスをもらえる事になりました。

 

2ヶ月働いての感想

ここまで2ヶ月弱働いてきての感想は、自分が想定していた以上に

学べること・経験させてもらえることが多くて

とても有意義な時間を過ごせています。

インターンなので、選手には触れず、

荷物を運んだり、掃除をしたりなどが仕事で

あとは ”見て学べ” 的なのを想定していました。

もちろんそういった仕事もしなければいけませんが、

ガーディアンズでは、毎日何かしらのトピックについて

話したり教えてくれたり、論文を紹介してくれる時間を作ってくれます。

また、球団の中(傘下も含む)で使われている

独自のリハビリやコンディショニングのプログラムなども惜しみなく教えてくれます。

また、ATだけでなく、PTや医師、マッサージセラピストなど、

多くの医療従事者が働いているので、彼らの施術を実際に見て、

話やテクニックを聞くことができるのもとてもありがたいです。

2Aのチームでは、ガーディアンズで学んだ治療やリハビリを

実際に選手たちにさせてもらえています。

他のインターンシップを経験したことがないので、

これが普通なことなのか、特別なことなのかは分かりませんが、

インプットとアウトプット、そしてホーム・アウェイ両方の経験など、

2つのチームで働くことでバランスよく色々な経験をさせて貰えているので、

本当に今の環境で働けてよかったなと思います。

 

体力的には厳しい

話には聞いていたし、ある程度頭の中ではわかった気にはなっていましたが、

やはり実際に働いてみると、ここで働いている人のタフさに驚かされました。

連勤、長時間労働は当たり前な中でも、周りには全くその疲れを感じさせず

日々仕事をしているところはさすがプロだなと感じています。

慣れも必要なのかなとは思いますが、私は初の20連勤、そして13時間労働をした時は倒れそうでした (笑)

もっと体力つけないといけないですね。。笑

就活も無事に終了

インターンシップが終了後の9月末からの仕事はまだ決まっていなかったので、

インターンシップと並行して就活も進めていました。

6月の初め頃に大学のフルタイムポジションでの内定を貰い、

インターンシップ後はそこで働く事に決めました。

ビザのサポートもしてくれるという話だったので、

OPT終了後もなんとかアメリカに残れそうです。

また、DAT(博士)プログラムの合格も貰ったので、

仕事と学業の二足の草鞋であと数年頑張ることに決めました。

大学院生活やこのインターンシップを通して感じた、

自分に足りないところを少しでも埋められればと思っています。

まとめ

無事に国家試験に合格し大学院も卒業、そしてMLB球団でのインターンシップも始まりました。

毎日忙しい日々が続きますが、とても良い恵まれた環境にいられているので、

この環境を最大限に生かして、より良いATを目指して成長していければと思います。

余談

ここからは余談ですが、

インターン中の滞在先をエアビーで失敗してしまい、

インターン開始から2週間ぐらい落ち着かない日々を過ごしましたが、

アシスタントATや球団スタッフのおかげで無事に新しい滞在先も決まり、

現在はとても快適な生活を送れています。

私が人に言える立場ではないですが、エアビーには十分注意してください。

今の職場は本当に良い人達ばかりで、

この件に限らずいつも貰ってばかりなので何かお返ししなければと思っています。

以上、余談でした。