こんにちは、Showです。
先日、サマークラスで取っていたStatistics(統計学)の授業が終わり、
無事にグレードAを取ることができました。
今回は、初めてのアメリカの授業でAを取るためにやったことを書いていこうと思います。
本記事では、
・初めに取るのがおすすめの科目とその理由
・良い成績を取るために私がやった5つのこと
・初めの授業を受ける中で苦労した事
を紹介しています。
私自身、最初の授業を受ける前はどのような感じなのか全く分からなかったためとても不安でした。
ですので、この記事がアメリカに来たばかりで最初の授業を控えている方のお役に立てば幸いです。
『Aを取るために授業で実際に使っているものを紹介した記事はこちら』⇩
【iPadで効率UP】コミカレでAを取るために使っているものを紹介
目次
初めに取る科目は数学系がおすすめ!
なぜ、数学系の授業が良いのかというと、
・日本の数学のレベルは高い
という2つのことが関係しています。
英語力が低くてもついていきやすい
私の取った統計学の授業では、
ディスカッションやライティングの課題はありませんでした。
また、授業内で発言を求められることもなかったため
英語力の低い私でもついて行くことができました。
【追記】(2021年6月)
コミカレ生活が終了し、統計学の他にもたくさん授業を受けましたが、
初めに取るのは数学系がおすすめというのは変わりません。
もちろん答えは英語で書かなければならないですが、
他の授業に比べると求められる英語力のレベルが低いです。
日本の数学のレベルは高い
もちろん個人差はあります。
しかし、高校レベルの数学がある程度できれば十分に通用します。
私自身、文系出身ということもあり数学が得意というわけではなく
センター試験レベル程度の学力しかありませんでしたが、
問題なくついていくことができました。
また、授業でもテストでも手計算をすることもほとんどなく、
主に計算機を使って計算するので、計算が苦手な人や計算が遅い人でも大丈夫です。
ちなみに、アメリカで使用する計算機は日本でよく使われるものとは違っていて
こんな感じのものを使います⇩
良い成績をを取るためにやった5つのこと
私が良い成績を取るために実際にやったことは、
・留学生ということを強みにする
・予習→授業→復習のサイクルを守る
・初めから全力投球
・テスト以外の取れるポイントはすべて取る
という5つのことです。
授業初日は教授に挨拶と質問
私は、授業初日に教授のところに挨拶と質問に行きました。
これが結構大事だと思います。
授業初日は何をするのかというと、
シラバスをもとに授業の進め方や成績評価の話をして、
その後、少しだけ授業を進めました。
その中で聞き取れないことがかなりあったので、
わからないことをメモして質問に行きました。
ひどい英語で質問していたと思いますが、教授は優しく答えてくれました。
留学生ということを強みにする
私は、授業外の時間に教授とコミュニケーションをとることを意識しました。
授業や課題でわからなかったことを授業後やオフィスアワーに質問しに行きました。
そのおかげもあって、かなり早い段階で名前を覚えてもらえました。
もちろん、名前を覚えてもらったからといって、
テストを簡単にしてくれたり、課題を減らしてくれたりするわけではありません。
しかし、授業で問題を解いているときなどちょっとした時に
私のことを気にかけてくれて、質問に行っても丁寧に理解できるまで教えてくれました。
留学生ということで、英語力などいろいろとハンデがありますが、
逆に留学生だからこそ名前を覚えてもらいやすいなどのメリットもあります。
自分の置かれている状況を考えて、その中で強みになりそうなところはどんどん使っていきましょう。
予習→授業→復習のサイクルを守る
アメリカの学校で授業を受ける場合(特に慣れるまで)は、
予習→授業→復習のサイクルが一番大切になってきます。
日本での大学時代は、授業に出てテスト前に勉強すればどうにかなっていましたが、
アメリカのカレッジでは、テストの数も課題の量も比べ物にならないくらい多いため
普段から勉強していないとAは取れません。
私の取った授業では、月曜∼木曜(各2時間)×8週間でテストが4回、
課題がほぼ毎日出ました。
私は、予習として授業前にその日の授業の該当範囲の教科書を読み、
授業を受け、復習を兼ねて課題をするというサイクルを守っていました。
そして、テスト前の休日はテスト勉強をするという生活をしていました。
サマークラスということもあり8週間で4回テストがあったので、
ほぼ2週間に1回のペースでテストがあり、とてもしんどかったです。
初めから全力投球
私が取っていた統計の授業では、最初の方は「平均や分散を求めろ」
といったとても簡単な範囲をやっていました。
日本にいた時の私だったら、こんなの簡単だから適当に授業受けて
適当に課題やっとけばいいやって思っていたと思います。
しかし、絶対にAを取らなければいけないので、
自分でいうのもおかしいですが最初からかなり勉強をしていました。
今思えば、このおかげで後半のテストを楽な気持ちで受けられるようになったと思います。
というのも、
当然ですが日に日に授業は難しくなっていき、良い点数を取るのが難しくなっていきます。
前半で貯金を作っておくことで、後半の難しくなったテストに対して、楽な気持ちで臨むことができました。
テスト以外の取れるポイントはすべて取る
どういうことかというと、出席点や課題点は必ず100%を取るということです。
そして、Extra creditという追加点がもらえる場合は、確実にもらいに行くということです。
出席点
出席点については説明するまでもないと思いますが、必ず毎回の授業に出席しましょう。
出席点が「もらえる」、「もらえない」ももちろん大事ですが、
授業についていけなくなったり、テストのことを話していたのにそれを聞けなかったりするので出席は絶対しましょう。
課題
授業によって違いがあると思いますが、課題に関しては、
100%になるまでやり直しができるのならば、100%までやり直しましょう。
そうではないものは、周りの人やチューターに確認してもらうなどして、
その時点での完璧の状態で提出しましょう。
Extra Credit
授業によってExtra credit有無や貰える点数は違ってきます。
私の取った授業の場合は、
期日までに試験範囲の復習をすると5点ほどの追加点をもらえました。
Extra creditはもともとの成績評価の100%には含まれない点数なので、
89%などぎりぎりの点数を取ってしまった時にとても助かります。
私自身、課題は全て100%で、Extra creditももらえるものは全てもらいました。
Aを取るためにはもらえるなら1点でも多くもらうという貪欲な姿勢が重要だと思います。
苦労した事
私が、授業を受ける中で苦労した事は、何と言っても英語です。
初めの頃は、教授の言っていることはほとんど聞き取れず、
慣れてきてもすべてを聞き取ることはできませんでした。
また、英語で数学のテストを受けるということが初めてだったので、
初めの頃は計算はできるけど答えの書き方がわからないという状況に陥っていました。
その状況を脱するために、私は、まず模範解答を理解しながら暗記するということをしました。
これが、効率の良い方法かどうかはわかりませんが、
授業の後半には、模範解答とは違う言葉や表現を使いながらも正しい回答を書くことができるようになっていました。
統計の授業では、計算の正解・不正解だけでなく文章で説明する問題も多いので、英語で答えを書くという能力が必要になります。
なので、初めの問題が簡単なうちに、回答の書き方を身に付けておきましょう。
Aを取らなければならないというプレッシャー
日本の大学時代は、単位を取るということが目的だったので、60%を目指していました。
しかし、今は単位を取ることは当たり前で、Aという90%以上の成績を取らなければなりません。
この違いはかなり大きくて、先ほども言いましたが課題は100%に、
テストでは100点を取れる勉強をしたうえでテストに臨まなければなりません。
60点を取りに行くなら、わからないところがあってもある程度大丈夫ですが、
100点を目指すとなるとテスト勉強の際に完ぺきに仕上げておかなければなりません。
それだけ勉強していてもミスすることは当然あります。
そして、一回でもテストで大失敗してしまうとAを取ることができないというプレッシャーがあります。
私は、このような状況で勉強をし、テストを受けることで、
日本の大学時代には学ぶことのできなかったテストや授業に対する事前準備の大切さを学びました。
最後に
ここまで、私が、Aを取るために行ってきたことや苦労した事を書いてきましたが、これらはほんの一例にすぎません。
学校・教授・授業によって状況は違ってくるので、それぞれにあった方法を見つけ良い成績を取れる勉強をしていくことが大切だと思います。
私は、これらの勉強をすることで、98%近い成績を取ることができました。
まだまだ留学は始まったばかりでこれからも授業をたくさんとっていくので、また違う情報があればお伝えできればと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。