《裏技も紹介⁉》アメリカ大学院の面接で聞かれたことと対策方法【BOC-ATC留学, NATA】

こんにちは、Showです。

今回は、アメリカ大学院の面接について

・アメリカ大学院の面接って何?

・面接の内容(方法・時間・面接官)

・面接の準備方法

・当日にしたこと

・面接を受けてみての感想とアドバイス


というの疑問に答えていこうと思います。

 

大学院の面接って何?

アメリカ大学院のATプログラムでの入学審査では、

書類審査に加えて面接Interviewを行う学校が多いです。

英語での面接と聞くととても難易度が高いように思ってしまいますが、

よっぽど問題がある生徒だという印象を持たれない限りは、

面接での受け答えが合否に影響を与えることはほとんど無いので

しっかり準備をしたうえで臨めば大丈夫です。

実際に、自分も2校の面接を受け、うまく答えられない質問もありましたが、

どちらの大学院からも合格を貰うことができました。

 

 

 

面接の内容は?(方法・時間・面接官)

一般的な面接の内容と実際に自分が経験した面接について

面接の方法」「面接時間と流れ」「面接官

に分けて紹介します。

 

面接の方法

基本的に、面接の方法には対面オンライン通りがあります。

自分が出願した時はパンデミックの影響オンラインでの面接がメインでした。

オンライン面接に使われる通話サービスは大学院によって違っていて、

自分の場合は、「ZOOM」と「Microsoft Teams」を使ってのオンライン面接でした。

 

面接時間+流れ

一般的に面接の時間は20~30分です。

自分の場合は、面接時間は30程度の予定でしたが、

早めに進んでいったので20くらいで終わりました。

面接の流れは、初めに少し雑談した後、面接官からの質問が始まります。

そして、一通りの質問に答え終わったら

最後は受験者側から質問をする時間が与えられます。

 

面接官

プログラムディレクターを含め2~3人が面接の場にいました。

1人ずつ順番に質問をしてくるパターンと、

1人が代表して質問をして、最後に追加で聞きたいことを他の面接官が質問をしてくるパターン

の2パターンを経験しました。

 

面接の準備

いざ面接の準備をするといっても、何から始めたらいいかわからない方のために

面接に向けての具体的な準備方法を紹介します。

 

大学院側の求める人物像を知る

大学院の面接では、最後にこちらから質問をする時間を貰えます。

その時間を利用して、「どういう人物像を求めているのか」という質問をしてみました。

相手の求めている人物像を知ることで対策をしやすくなると思うので、ぜひ参考にしてみてください。

大学院側が求めている人物像

・プログラムに対しての優先度が高い

・一生懸命働ける(ハードワークできる)

・タイムマネジメント能力

・学ぶことに積極的

・コミュニケーション能力(特に苦しいときに周りに助けを求められる)

・良いトレーナーになりたいという気持ちが強い


自分は2つの大学院の面接を受け、同じ質問をしましたが、

どちらの学校でも同じような答えを貰ったので、

多くの大学院が上に書いたような人物を求めていると言えるでしょう。

 

想定される質問の答えを考えておく

次は、面接で聞かれる可能性が高い質問に対しての答えを準備しておくことです。

自分が実際に準備しておいた質問は以下の通りです。

・Tell me about yourself

・How will you contribute to our program?

・What are your career goals?

・Tell me about a time you failed?

・What would you consider to be your greatest accomplishment?

・What are your hobbies and interests?

・Why are you interested in our program?

・What have you been reading?

・What are your strengths and weaknesses?

・What to do if you are dissatisfied with your workplace?

・What to do if your workplace requests you to work longer than the program requirement?

・Why did you choose AT over other similar jobs like PT?

 

自分の場合はかなりの心配性なので

考えられる全ての質問に対する回答を考えておきましたが、

ある程度英語に自信があって、

言いたいことを言える人はここまでしなくても大丈夫だと思います。

個人的には、労力はかかりましたがこれだけ準備しておいて良かったなとは思います。

また、1つの大学院からは、

面接の数日前にこんな感じの質問をするよという内容のメールが送られてきました。。

・A large number of professionals work within sports (Coaches, Strength and Conditioning Professionals, etc) and in healthcare (Physicians, Physical Therapists, etc). Why specifically do you want to become an Athletic Trainer?

・What are you most passionate about in life outside of Athletic Training, Healthcare, or Sports?

・How did you grow as a person during your undergraduate degree? What do you want to do differently in your master’s program compared to your undergraduate degree?

・Every student we have taught has struggled at some point during their time enrolled in our program. As your professors and mentors, how will we know when you are struggling or may need help?

・At the conclusion of this interview what are the three most important things you want us to know about you? What do you want to make sure sticks with us about you as an applicant?

 

ぜひこれらの質問を参考にして、自分なりの答えを考えておきましょう。

また、その時に「大学院の求める人物像」を意識すると

より良い答えが考えつくと思います。

 

面接の練習

質問の答えが準備できたら、次は面接の練習をしましょう。

実際に誰かに質問をしてもらって

・はっきりと話す

・フォーマルな言葉遣い


を意識しながらすると効果的です。

本番になるとどうしても緊張で話すのが早くなったり聞き取りづらくなってしまうので、

普段からはっきり話す練習をしておきましょう。

発音を根本から矯正したい方には、「英語喉」という本がおすすめです。

 

また、日常会話に慣れていると、「Yeah」や「Yup」などの

砕けた言い方が口癖になっている場合もあるので、

きちんと「Yes」「No」で答えるようにしましょう。

また、質問を聞き返すときには、

「Could you please say the question again?」

のような丁寧な表現を使うのがベターです。

 

当日にしたこと

実際に自分が面接当日にやったことを紹介します。

具体的には「面接での服装」「面接で確認した事」

について書いています。

服装はスーツでないとダメ?

まずは、面接での服装ですが、

自分はポロシャツで臨みました。

スーツジャケットを着て面接を受ける方もいるみたいですが、

ポロシャツを着ていても服装に関して何か言われるということはありませんでした。

ホストマザー曰く、さすがにパーカーTシャツだとカジュアル過ぎるので避けた方が良いが、

シャツやポロシャツなどの襟がついている服なら大丈夫らしいです(笑)

 

用意したメモを見ても良いか確認

上でも言ったように、かなりの心配性な私は、

ホストマザーからのアドバイスを受けて、面接で少し攻めたことをしてみました。

それは、面接の初めの段階で面接官に

「事前に用意したメモを見ても良いか確認する」

ということです。

無理なら仕方ないし(むしろそれが通常の面接)、

認められたらラッキーくらいの感覚で聞きました。

また、面接に向けてしっかりと準備をしておいたというアピールにもなると思ったので、

個人的にはローリスクハイリターンな提案だなと感じていました。

結果は、、、

2つの大学院どちらでもメモを見ても良いと言ってもらえました

そのおかげで落ち着いて話をすることができました。

確認する際に実際に使った言葉も紹介しておきます。

「May I say something before we begin the interview?」

「I would like to say that my English is not perfect, so I researched some possible questions and prepared for some of my answers. I may be reading if it is ok with you」

 

自分と同じように心配性な方や、英語に自信の無い方は試してみる価値ありだと思います(あくまでも自己責任でお願いします)。

 

面接は堅苦しさゼロ

かなり緊張した中で面接に臨みましたが、

初めの雑談の段階、話しやすい雰囲気を作ってくれたので

その後も時折笑いの混じるような楽しい面接でした。

また、面接などのフォーマルな場だと、

Last Name苗字)で呼ばれることが多いみたいなのですが、

面接官はみんなフレンドリーFirst Name名前)で呼んでくれていました。

実際に面接を受けてみてアドバイスがあるとすれば、

上に書いているようなことをしっかりと準備しておけば

面接に対して神経質にならなくても大丈夫だということです。

自信をもって面接に臨みましょう